高文連生活科学部門第2回安来・松江地区研修会に参加しました

2024.12.27

生活科学部

12月24日(火)、松江商業高等学校で開催された高文連生活科学部門第2回安来・松江地区研修会に参加しました。

「彩雲堂」の狩野郁雄先生を講師にお迎えし、松江のお茶文化を支える伝統的な「和菓子づくり」を体験しました。

最初に実演を交えて材料や作り方の説明をしていただいたあと、二種類の和菓子をつくりました。

ピンクと白の練り切り餡をつなぎ合わせ、その生地で餡玉(あんだま)を包んで形を整え、三角棒とスプーンで細工をしたあと、黄色の練り切りでつくった芯と羊羹でできた葉をのせると、一品目の「寒椿」が完成。

金団篩(きんとんぶるい)でそぼろ状にした金団餡(きんとんあん)を、芯になる餡玉に箸でふわりとつけ、羊羹でできた落ち葉をのせ、最後にきらきらと光る霜に見立てた氷餅を散らすと、二品目の「木枯らし」が完成。

先生が手早くされる工程が、やってみると想像以上に難しく、「職人技」のすごさを実感しました。また和菓子への職人さんの思いを伺うことができ、とても有意義なひとときを過ごすことができました。

今後、和菓子をいただくときには、和菓子に込められた意味や職人さんの思いを感じながら味わいたいと思いました。
            講師の先生の実演
              見本
                         「寒椿」をつくっているところ
                   できあがり!(真ん中は彩雲堂さんからいただいた「若草」)