総合的な探究の時間最終発表会

2023.03.29

報告

3月16日

2年生の総合的な探究の時間最終発表会を行いました。
ここまでお世話になった地域講師の方々や、1年生、コンソーシアム役員の方々などを前に、
学びの成果をプレゼンテーションしました。

各班の発表を教室で行った後は、全校で体育館に集合。
「高校生朝食改善プロジェクト」
「楽しい食事プロジェクト」
「1000人銭太鼓」
の三組の班の生徒たちが、全校に向け発表しました。

最後は、高大接続推進委員の吉崎聡一さんプロデュースによる、1年2年ごちゃまぜ大ふりかえり大会。
2年生は探究学習で学んだことを、1年生にいい顔で伝えていました。

今年は、全ての班が地域の方や組織などに協力していただき、たくさんの面白いアクションが生まれました。
◯残りがちな給食「ゆかりあえ」を使ったレシピ作成
◯ないなら作ろう「校内スタバ」
◯お年寄りさんとTikTokで踊って健康に
◯骨髄性筋萎縮症の方と安来を観光
◯保育園で野球教室
◯安来のチャリ旅プランニング(安来商工会議所青年部さんと共に)
◯1000人銭太鼓動画を作る
◯防災ボトルの作成
◯宇賀荘地区の子どもたちをつなぐ企画
◯高校生に朝食を自分で作ってもらうための料理教室
◯好き嫌いをなくす親子でクッキング教室
などなど。

どのチームも成功したアクションばかりでなく、失敗やモヤモヤもたくさんついて回りました。
それを「しくじりポイント」として語ってくれる班もあり、
この授業でしか得られない学びをたくさん得ているのが分かりました。

以下、2年生のふりかえりです。
◯最後のゴール時点を変えても、それまでやってきた活動を活用する場面はたくさんあったので、
今までの活動と繋げて考える力をつけることができました。
◯アンケート結果を集計するときに、具体的に書いてもらうことで傾向を見出しやすくなることがわかったので、
自分で推測するときに多くの情報から仮説をたてて課題解決につなげることが必要だった。
◯途中から何を目的でやっているのか今何を優先的にやるべきか分からなくなったので
これからはもっとしっかり計画を立ててパニックにならずに落ち着いて優先順位を立てることが大事。
◯リアルな高齢者の方の意見や、体だけでない不安などの精神的な面の状況も分かり、
将来高齢者のために働きたいと強く思うようになった。
◯1000人銭太鼓を通して、幼稚園児や地域の大人の方、手話の会の方、新聞を見て応募してくださった方など、
挙げきれないほどの方との交流がありました。安来の方は団結力が高く、優しい人がたくさんいるあたたかい地域だと分かりました。
普通だと思っていた安来市民の気持ちや行動は、実際はとても思いやりのある行為で、挫けそうな私の心を励ましてくれました。 
◯プロジェクトを終えてからみんなやりきった感じで展示会の片付けをしてる時やアンケート結果を見てる時、
みんながすごい明るく幸せそうな雰囲気で出来た時、初めて班の人と顔合わせをした日よりずっと仲が深まったと思います。
1つのプロジェクトを通してみんなが同じことに関して考えて実行する所までいけたのはすごい事だと思います。

発表を聞いていた1年生のふりかえりです。
◯きちんとダメだったとこや失 敗談を添えてくれたおかげで話に嘘がないんだってことがわかりました。
また、そこで得た人脈や経験などが聞いていてとても楽しかったです。
◯全体的に中学校と比べて行動範囲が広がっていることでたくさん自主的に行動していてすごいなと思いました。
◯実際に地域の方々と活動したりすることで、より明確に結果が出たり、その後の調査ができたりするのだなと思いました。
 

新3年生は、これからが「自分探究」の本番です!

YSDGsアクションを活かして、頑張れ、新3年生!!

 

 

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